黒い爪でも暴れても大丈夫!初心者でもできる犬の爪の切り方

~爪の切り方~


愛犬の爪切りで、嫌がって出来ない.黒い爪で血管が見えないなどのお悩みを解消し、

初心者でも簡単にできる爪切りのやり方を、コツ.ポイントなどを踏まえて解説していきます!


まず爪切りは散歩をよくしている子でも必要になります。

地面につきにくい爪があったり、後肢で土をかける子は後ろだけ短かったり、

狼爪という(人間でいう親指)少し上についている爪は、地面に当たることもなく伸び続けるので

定期的にケアしないと、巻き爪になったり、引っかかって折れたりと危険な事もあります。

高齢犬になり、爪を切りに行くのが大変な時も是非ご参考に♪


お家での愛犬の爪切りは少し不安ですよね?

苦戦するのは、血管が見えないとこ^^;

どこまで切ったら良いのかわからない、出血したら怖い。

ですが正直血管が見えなくても全然問題ないです!

なぜならトリマーはいちいち横から血管の位置は確認していません!^^

先に言ってしまいますが、爪の断面を見れば一目瞭然です!!

~ぜひ最後までご覧になって実践してみて下さい~

目次

そもそもなぜ爪が黒いのか?

爪の黒さはメラニン色素ですが、

だいたい毛の色で爪の色は決まっていて、肉球ともだいたいリンクしています。

単色なのでプードルのカラーを例に出すと、

ブラックやシルバーは、肉球も黒

ブラウン、レッドは黒っぽい(血管は見えるかも!?)、肉球はだいたい黒

クリームやホワイトの子は白っぽい感じで、肉球はピンク、たまに黒です。

中には白い爪と黒い爪が混ざっていたり、肉球もまだらだったり、

個体差があるのですべての子に当てはまる訳ではありません。

そして白と黒の爪でも何にも問題ありません。むしろオンリーワン🐾

話はそれましたが、爪切りの仕方をお教えしますね!

皆さんがこれを読んで、楽しく実践して爪切りが楽しい時間になれば嬉しいです♪

はじめにも言いましたが黒い爪でも断面を見れば簡単に血管が近いかどうかがわかります。

最初は様子を見ながらゆっくりで大丈夫です。だんだんに慣れていきましょう!

実践~爪切りのやり方~

~はじめる前に~

基本的にわんちゃんは1回でも”嫌だ”と記憶するとかなり反抗します。笑

なので爪を切ることを”楽しい事♪”と記憶されるように

楽しくおうちで実践してほしいので、気楽にワクワクな雰囲気ではじめて見てくださいね♪


それでは始めましょう

~楽しい爪の切り方~

準備

まず準備です。

  • 爪切り
  • 爪やすり
  • 止血剤or小麦粉(深爪をしてしまっても焦らず止血出来るように少量でいいので手元に置いておきましょう)
  • ティッシュ、コットン(必要であれば)

オススメの道具です↓よろしければご覧下さい。

爪切り爪切り(大型犬)爪やすり電動爪やすり止血剤巻き爪の子用

実践

では実践です♪

わんこがお腹を出せるようでしたら飼い主様の足の上に寝かせましょう。

高齢犬で介護しているような時は、床に寝かせたまま爪の断面が見えると行い易いので

足側に来て肉球を見るように、足は軽めに掴むようにして行いましょう♪

ゴロンはできるけど爪切りとなると逃げ出す子がいると思うので、椅子かテーブル

落下には十分気をつけながら、飼い主様のやりやすい高さの所に乗せてやってみましょう。

他にご家族がいればお顔の前にいてもらい、お話しながら撫でながらが一番理想で、

そのときに首輪を付けて指一本でも少しひっかけていてください。

落下する事と、はじめから嫌がるのを防止できます!!

1回でもいやだ!切っている人や人の手に、口で威嚇しよう!

なんて出来て成功してしまうと毎回やりますのではじめから防止しましょう。

褒めながら、上手に切らせてくれたらおやつをあげるのもOKです♪

ちなみに

座って抱っこ、脇で抱えながら切るスタイルは絶対にオススメしません

理由はダントツ切りにくい。断面が見にくい。暴れやすい。暴れたときの対処が難しい。です。

慣れるまでは避けるほうが無難です。

まず飼い主様右利きでしたら、(左利きの方は全て逆でお願いします)

右手に爪切りを持ち、

わんこの左側に立ち、飼い主様の左脇で抱え込むようにし、左手で後ろの片足を持ち上げ、爪を切っていきます。

そのとき脇を締めてわんこと密着するのがポイントです。

もし暴れた時は、そのまま脇(腕)を軽く締め、嫌がらなくなるまで保定し待ちましょう

中には体を上手く回転させ、絶対に切らせないぞ!と言う子もいますので(笑)そうなってしまったら

無理にはせずに、サロンさんや病院さんでお願いすることをオススメします^^

※注意※

顔の前にいる人が顔を放して保定するのは避けてください。

わんこはたくさんの人に押さえつけられたと記憶し、爪切りが大嫌いになります。

あくまでわんこの目の前にいる方は安全に終れるよう、また安心させる人でいてください。

では

①爪を切るときはまず、爪の上側を切りましょう。(伸びていたら尖っている方です)

爪下側、地面につく方は血管が近い可能性もありますので、様子を見るためにもまずは上側を切ってみてください。

②上側を切って、あとは角を取るように切っていくだけです!

爪断面の中央乾いた感じでしたらまだ血管は近くありません。

このように爪の中央の質が変わり、柔らかくなります。

(画像ぼけていて申し訳ないです💦大事なところ💦)

これが血管が近づいた合図になります。

もしここで出血してしまっても大丈夫です!

焦らず、まず拭く、そして少量止血剤や小麦粉などを断面に付け軽くそのまま抑えて止血します。

出血したからと騒ぐと、愛犬もパニックになりますので落ち着いて下さいね^^

途中で暴れそうになったら一旦手を止め、嫌がらなくなるのを必ず待つようにして下さい○

という感じで爪の切り方は終わりです!

簡単ですよね♪

このあとヤスリをかけてください。

爪をやするのが大変でしたら、電動の爪やすりを使うと簡単につるつるになります。

爪切りをせずに、電動ヤスリだけでも簡単に削れるそうです!1度試してみても良いかもしれませんね^^

お利口にできたらたくさん褒めてあげて下さい!

飼い主様も真剣になってしまうかもしれませんが、爪切りしながら

大丈夫だよ~もう少しだよ~お利口だね~などとたくさん安心させるとなお良いです^^


爪切りは一生し続けなければなりませんし、もし散歩などで爪が割れてしまっても

お家で爪切りや止血の仕方を知っていれば、すぐに対応することができます!

知っていて損はありませんので、是非実践してみて下さいね♪


高齢犬のお悩み

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この記事を書いた人

*トリマー歴10年。自宅開業し5年、”いぬ愛”が止まらなく犬の健康のため東洋医学の資格取得に励む。
*プライベートでは3児のママ。健康や生き方マニア。家庭菜園も趣味。
トリミング、犬との暮らし方、薬膳、子供、マインド、自然

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